ヨーロッパの観光国、スペイン

スペイン

闘牛とフラメンコ、バルセロナのメッシーやサグラダファミリアと

レアル・マドリのクリスチャーノ・ロナウドや

ラ・マンチャのドン・キホーテだけがスペインではありません。

ヨーロッパでフランスに次いで第二の観光国でもあり

南部の乾いた地域から北部の牧草地が海岸まで続く

緑に富んだ地方まで800km四方に展開する風景にはそれぞれの特徴があるように

各地方ごとの産業や工業にも特徴があります。

 

北ヨーロッパ以上昔からの歴史の中で残されて来ている文化遺産は豊富で

大都市から小さな村まで至る所にその面影が見え隠れします。

一昔前の農業国からEC加盟を経て観光産業や工業も発展しています。

 

一方、ヨーロッパ大陸のアフリカ大陸に一番近いところジブラルタルは

18世紀初頭から現在まで依然として英国領下にあり

今回の英国のEC脱退で今後のジブラルタル住民の身の振り方が注目されるところです。

また、スペイン自体も18世紀から対岸のモロッコ海岸沿いに

セウタとメリージャと言う二つの植民都市を持っており

昨今のアラブ・アフリカ移民浸透問題で話題になる事の多いところです。

クマ

スペインにも熊が棲息します。

今はピレネー山脈と Los Picos de Europa 山脈にいるのみで

1980年代からヨーロッパの保護動物にも指定されており、

激減していたため、当初は熊を東ヨーロッパから連れてきたそうです。

種類はヒグマで現在の生息総数はスペイン全体で200-300頭と推測されています。
昔は他の地域にも広く生息していたようで、

首都マドリードの紋章にも熊が描かれています。

熊のある紋章を掲げる他のヨーロッパの都市ではドイツのベルリンとスイスのベルンがあるのみです。

Cantabria

緑の多い海岸地帯から言わばスペインの北アルプスにも匹敵する

Los pisos de Europa 山脈へと分け入ると

しばらくして開けたリエバナ盆地に入ります。

その盆地の中心になっている村がPotesで

人口1500人足らずの小さな町です。

このポッテス村では毎年オルッホ祭りが開催されるところでもあります。
オルッホ・スピリッツはワイン生産の過程で派生してきた

アルコール度の高い蒸留酒で主に西北部のガリシア地方や

北部のCantabriaで造られています。

バスク地方

カンタブリアの東隣にあるバスク地方も、

典型的なスペインからはほど遠い文化と習慣の地とも言えます。

公式語はスペイン語に加えてバスク語が幅を利かせています。

バスク語は遠い過去にギンギスカンの影響を受けた東ヨーロッパから

伝わったとも言われラテン語とは全く違ったルーツの言葉です。

意味は違うにしても日本語と同じ発音の

言葉が聞こえてくるのは偶然でしょうか。
そのバスク地方の工業都市ビルバオに1997年に完成したグーゲンハイム美術館はアメリカの建築家フランク・ゲリーによるユニークな風貌の建物で、

チタニウム板を全面に貼付けた、バスク地方を代表するモダン美術館として

一躍脚光を浴びるようになり、今ではこの地方一番の観光名所になっています。又、そこから遠くないフランス国境に近いサン・セバスチャンの街は

昔からの保養都市で食文化も進んでおり、

世界でも一番ミシュラン星の密度の高い地域とも言われています。